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みやざきけんいちの半生2

 初恋が散った私に、ほのかな想いが芽生えたのが中学2年の頃。

 結局、田爪幸代とは小学6年間と中学1年まで一緒のクラスだったのが、中学2年で別れ別れになり、話す事も無くなってしまった頃、ふと気がつくと、修学旅行で私が言った名前の張本人、佐藤裕子と同じクラスになっていた。佐藤裕子も気軽に話してくるタイプで、小学校から知ってるだけに、私に対して優しく接してくれた。ただ、話すだけで満足でそれ以上を求めるわけでもなく、1年でクラスが替わり、気持ちだけ残し、また自分の中で終わりを告げてしまった・・・。

 その頃からだろうか。少しずつ女性を意識し始めたのは。女性を意識するあまりに素直になれない自分が居て、時に人を傷つけてしまうこともあった。

 忘れもしない、中学3年のある日。休憩時間にそれは起こった。私が自分のクラスで休憩していると、隣のクラスの清田栄子(仮名)が友達に会いにやってきて、楽しく話しているのであった。清田は1年の頃に一緒のクラスで、特別仲がいいわけでも悪いわけでもなく、普通に話せる相手ではあったが、あまりに楽しそうだったので、ついちょっかいを出してしまい、彼女に、

『なんで、あんたここに来てるの?』

と冷たい口調で言ってしまったのであった。

次の瞬間、彼女は教室を飛び出し、泣きながら出て行ったのである。

自分でも、思っていないとはいえ、冗談でも言うべきでは無いとわかっていたが、謝りに行く力も、後悔を顔に出せる訳も無く、ただ、平静を装う事しか出来なかった。

少し経って彼女の姉がやってきた。彼女の言葉は私の耳には入らなかった。言ってる事は聞かなくてもわかる。自分が1番後悔しているのだから。彼女は私に罵声を浴びせて帰って行った。あの時、あの瞬間、彼女の涙を見た瞬間に、いくら自分が女性と話すのが苦手であっても、照れ屋で赤面する姿を見せたくない為に虚勢を張っていたとしても、決して無意味な行動で、人を傷つけてはいけない、女性には優しくなければいけないと、まだ大人への第一歩も踏み出せない私が、無意識のうちに胸に刻んだ想いが、今でも残っているのだと思っている。

続く

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コメント

続きを楽しみにしてまーす(^-^)社会人編は?

投稿 さっきょ | 2008年2月 7日 (木) 08時07分

社会人編は、次からですーw

投稿 本人 | 2008年2月 9日 (土) 00時02分

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